冷えや疲れで歩き方が変わりますので、ご注意を
よく来て下さる方が、
「ちょっと前に足の小指をぶつけたが、ぶつけたところの痛みはなくなったのに、小指の付け根の辺りが歩いたりすると痛む」
と仰いました。
触ってみると痛むのは小指の付け根の関節の周囲。
指骨と中足骨の関節の辺りで、当初はこの関節の周囲を押すとどこも痛むようでした。
小指をぶつけた衝撃が付け根の関節にかかり、関節周囲の筋肉などが緊張して硬くなっているようで、特に薬指の中足骨との間が触ると痛みが強い感じでした。
赤いところあたりが圧痛の強かったところで、縦のラインが薬指との間になります。
元々他の箇所でのお悩みで毎週施術に来て下さるのですが、その際にこの箇所を毎回5~10分ほどほぐしましたところ、少しずつ歩行時の痛みが減ってゆきました。
この箇所をやり始めて5回目ぐらいで歩行時の痛みはなくなったと伺いました。
ちなみに
・冷えている
・疲れている
・体調が悪い
ような時は、歩行時にいつもより足が外に出てがちになるので、足の小指をぶつけやすくなります。
ですので、体調が悪いと歩き方にまで気が回らないかもしれませんが、そういう時ほどちょっと注意して歩いた方が良いですね。