施術Q&A FAQ

Curaの施術方針

★カイロプラクティックCura(クーラ)では、筋肉と骨格の両面から施術を行います。


●筋肉のトラブルをまず解消するその理由


 転んだ訳でもない、ぶつけた訳でもない。でも急に痛くなった。この痛みは何でしょう?

 痛みの多くは、実は筋肉のものなのです。


 筋肉が何らかの原因で過緊張の状態になると、血行不良が起こり、痛みの物質が放出されます。しかし、このような状態はレントゲンでは分からないので、原因不明とされてしまう事もあるのです。


 このようなトラブルを筋筋膜性疼痛症候群とか筋性疼痛などと呼んでいます。そしてそこにはトリガーポイントと呼ばれる、押すと痛い点があります。


 この部分を押すと、強い痛みが発せられますが、部位によってはそれが広範囲に及んだり、その筋肉の場所とは離れた所に出たりします。またしびれるというのも同様です。


 これは体のどの筋肉でも起こる可能性がありますので、あらゆる痛みに関連があるとも言えます。


 椎間板ヘルニアによる痛みや痺れ、軟骨が磨り減ったために起こる膝の痛みも、実は周辺筋肉の痛みではないかと言われ始めています。その訳は、


 椎間板ヘルニアの場合

 ・生理学的には、正常な神経を圧迫しても痛みしびれは発生せず、起こるのは麻痺(知覚麻痺・筋力低下)である。

 ・健常者でもレントゲンを撮れば、かなりの確率でヘルニアが写る。

 ・逆に痛みしびれがあってもレントゲンでは何の異常もないことも多い。

 ・殆どの場合、周辺筋肉に圧痛点がある。

 などなど


 膝の軟骨が磨り減ったことによる膝の痛みの場合

 ・軟骨や骨そのものには痛覚神経がない。(痛覚神経があるのは、それを覆う骨膜である。)

 ・大腿四頭筋などに圧痛点がある。(ここは膝に痛みを引き起こす。)

 などなど


 また、怪我等の外傷後、傷は治っていると診断されているにもかかわらず、痛みが取れないなどという場合も、筋筋膜性疼痛の可能性が高いと思います。


 痛みには必ず理由があります。そしてその痛みの原因部位を探し出す事が必要です。


 それが筋肉の異常な緊張であるならば、速やかにそれをを取り除かなければいけません。


 なぜなら、痛みは長く続くと慢性化し、治しにくくなるからです。長い間痛みを感じていると、トラブル箇所→脊髄→脳とつながる痛みの神経伝達の結びつきが強くなってしまうため、ちょっとした刺激にも痛みの反応を起こしやすくなってしまうからです。



●さらに骨格の歪みを矯正するその理由


 まず、どんな人にも体に癖がありますから、悪い姿勢だったり、体がずれている、骨格が歪んでいるように見えても、それはその人の持ち味で、それで体が上手くバランスをとっていて、それぞれの関節もそれなりにスムーズに動いていれば問題ありません。


 ですが、調子の悪い時は体の癖が強くなっているものです。そういう癖が強くなってくると、特定の場所の関節の動きが悪くなってきます。


 「骨格が歪む」ということは、骨が本来ある位置からずれて、そのまま関節の動きが悪くなり、元の位置に戻れなくなっている状態です。


 どうしてこういうことが起こるかというと、体というのは筋肉と骨格が形作っているものなので、痛みがある場合、異常のある筋肉につながる骨格も普通と違う位置に引っ張られてしまうからです。また一見悪くなさそうでも、動かそうとすると動きが悪いということもあります。


 仮に筋肉の緊張を解消しても、関節の動きの悪さや骨格の歪みが残っていれば、それによって特定の場所にストレスがかかってしまい、また筋肉が痛み出す可能性があります。


 また、背骨にゆがみがあると、そこから出る脊髄神経もしくは脊椎にくっついて走る自律神経に作用し、その神経の繋がる筋肉に何らかの異常を出すということが考えられます。これに関してはその生理的メカニズムが分かっているわけではないのですが、臨床では歪みを正すだけで痛みが減少する事があります。



 以上の理由で、カイロプラクティックCura(クーラ)では、筋肉と骨格の両面から施術を行っています。

①まず初めに問診をとります。どのような不調なのか、その状態や過去の病歴などを伺います。

②姿勢や動作のチェックをします。(必要な場合は施術の前後で写真を撮ることもあります。)

③ベッドに寝ていただき、背骨のラインや骨盤、筋肉の状態、痛みの箇所などを見ていきます。

④背骨のに沿って筋肉をほぐしていきつつ、不調箇所をさらに細かく探し出していきます。

⑤背骨、骨盤だけでなく、手や足まで様々な悪い箇所を探します。

⑥筋肉・骨格バランスの悪い所を探し出したら、そこがスムーズに動く様に、無理のない方法で戻してゆきます

⑦最後にもう一度痛みや姿勢、動作をチェック。初回に写真を撮った場合は、施術前後を比べてみることができます。そして現在の状態と、今後どういったことに注意するかなどを説明します。

FAQ よくあるお問い合わせ


※新型コロナウィルスへの対策

・当院はマンツーマンでの施術ですので、基本的に大人数で院内にいることはありません。

・院内ではお受けいただく方も施術中のマスクご着用をお願いしております。

・手指、ベッド周り、ドアノブなどのアルコール消毒

・毎回のこまめな換気

・フェイスペーパーの毎回交換廃棄

・フェイスタオルの毎回交換

を行っております。

・顔の施術はマスクをお外しいただきますが、フェイスタオルをかけた状態で行います。


Q.どんな服装で行けばよいですか?


A. 動きやすい格好であれば、着替えずにそのまま施術いたします。厚手のものを着ていらっしゃる場合は背骨がよく分からないことがあるのでお脱ぎいただくか、こちらにあります着替え(普通のパジャマ。や膝までのトレパン)をお使いいただけます用意しております。ですので着替えは特にお持ちいただかなくても大丈夫ですが、御自分のものが良ければもちろんお持ちいただけるとありがたいです。「顎関節症」「顔のゆがみ」のコースの場合は頭部の施術が中心になりますので、着替えないで行うことがほとんどです。

 ※お子様の着替えは用意しておりませんので、お持ちいただくか、動きやすい格好でお願いします。



Q.時間はどのくらいかかりますか?


A. 「カイロプラクティックコース」「О脚X脚コース」では着替えなどを含め約一時間をみております(着替えずに行うこともあります)。

 「顎関節症コース」「顔のゆがみすっきりコース」は着替えずに行うので、30~45分程度をみています。

 また、「カイロプラクティックコース」と「顎関節症コース」や「顔のゆがみすっきりコース」を合わせた場合は一時間+15~30分ぐらいです。但し、これはあくまで目安ですので、個人差があります。

 初回は問診・説明などでやや長めになることが多いです。



Q.どんなことをしますか?


A. はじめに問診をとり、動きの検査など体の状態を観ます。次にベッドに寝ていただいて、体を見ながら筋肉をほぐし、調整します。そして必要に応じて骨格の矯正を行います。



Q.痛いですか?


 筋肉をほぐす際に「痛気持ち良い」という感じはあるかもしれませんが、基本的に痛い施術は行いません。力の強さ等は、施術時に確認しながら行います。また、矯正の時に「ポキッ」という音がなることがありますが、この音は関節の動きの悪い所のひっかかりがとれる時になることが多いもので、必ずしも鳴らないといけないものではありません。音が苦手な場合はおっしゃっていただければ、音が出ないように矯正することも出来ます。当院では必要最小限の矯正を行うように心がけています。



Q.何人かで行きたいのですが?


 施術は全て院長の榎本が一人で行っておりますため、同時刻に複数の方を施術することができません。何人かでお見えの場合は、一人ずつ順番に施術することになります。



Q.子連れでも平気ですか?


  2011年よりお子様連れでの施術を受け付けており、好評をいただいております。

 月火金曜の13時~15時(16時はご相談ください)の受付であれば、ベビーシッター、チャイルドケアオブザーバー資格を持つ私の妻が付き添いできますので未就園児のお子様までならOKです。

 その場合は、必ず二日前までにご連絡ください。無料で行っております。


 通常は院長の榎本が一人で全ての施術を行っておりますため、赤ちゃんをお連れで御来院いただいた場合、常に赤ちゃんを見ていることが出来ません。生まれて間もない赤ちゃんで、動き回らないようでしたら、ベビーカーの中か、ソファーに寝かせておくことができますので、いつでもお連れいただいてOKですが、動くようになってしまうと、どなたかに見ておいていただくことが必要になります。ご家族のどなたかが一緒に来てくださるのは大歓迎です。


 一人で遊んだり、座って本を読んだり、お絵かきをしたりできる年齢(3歳以上が目安)でしたら、お連れいただいてももちろん構いません。

 当院でもおもちゃや絵本などは用意しておりますが、衛生面が気になる方や、特にお気に入りのおもちゃがある方はご持参ください。(当院のおもちゃ紹介)



Q.どのくらい通えばよいですか?


 施術の回数については、症状の強さ等に個人差がありますから一概には言えません。症状が強い場合や、出てから時間がたっている場合は、初めのうちなるべく間を空けずに続けて来て頂いたほうが効果的だと思います。というのも、体に痛みの出やすい癖がついてしまっているため、初めに来てからあまり何日も間隔が空いてしまうと、その間にまた痛みが戻ってしまうことがあるためです。良くなってきたら、徐々に施術の間隔を空けてゆくのが理想的です。


 姿勢の歪みやO脚・顔の歪みの場合も同じです。ある程度施術を続けると、だんだん骨格が本来その人の持っている所に落ち着いてきますから、徐々に施術による変化が少なくなってきます。これ以上続けてもあまり変わらないだろうというところで、少しずつ施術の間隔を空けていきます。