横隔膜の過剰な緊張
肋骨の下、お腹の上のほうに痛みを感じることがあります。
胃でも悪くしたのかなと考えてしまいがちですが、内臓から痛みではない場合もあるんです。
①デスクワークで前かがみの姿勢が長く続いた
デスクワークで前かがみの姿勢が長く続くと呼吸が浅くなりますが、そこへもってきて何かしらの緊張感があるとお腹が緊張したようになるのです。腹式呼吸ができていません。
②長時間にわたり何度も咳をした
背中の真ん中あたり、腰の上のほうとでもいうのでしょうか、そのあたりに痛みや張りがある場合は横隔膜の緊張が原因として考えらえれます。
横隔膜は胸郭と腹腔を隔てており、肋骨の下のほうから腰椎の上のほうにまでつながっているために、過剰に緊張するとそのあたりに痛みが出てくるのです。
ようなものもあるんですよ。
このような横隔膜の緊張の場合、自分でできる対処とは?
ここを自分で緩めたい場合、肋骨のしたに指を突っ込みます。
そのまま大きく息を吸います。すると指が少し入ります。次に息を吐きますが、その際に入った指をなるべくそのまま入れておくように吐き、お腹の力を抜きます。無理にやらなくても良いです。ほどほどに。
先程より少し外側。
さらにもうちょっと外側。
このように肋骨下を何か所か探ってみて効く感じがするところを探しましょう。見つかったらそこで指を止め、ゆっくり腹式呼吸。
さらに体を前かがみにして同じくゆっくり呼吸します。前にかがむと指が深く入りますね。
※真ん中のみぞおちあたりは痛いのでやらなくても良いです。
ここでもゆっくり腹式呼吸です。
お腹の症状ですが、このように内臓が原因のものではないこともありますね。